ChatGPTを使って、画像生成をしたことのある方は多いのではないでしょうか!
自分のイメージしているものが画像として生成される、、すごいことですよね!!
ただ一つ問題が・・・

同じような画像を生成したいのに、「さっきと同じような画像を生成して」と言っても違う画像になる!!!
そんなとき、とっても便利な魔法の言葉『 GEN ID 』
今回は、画像生成について紹介していきます。
まずは、実際に見てみよう
今回、私が依頼したのは、、アイコンに使えるようなラグドールの画像
まずは、実際にやり取りを見てみてください!!

アイコンに使えるようなラグドールの画像を生成してください。
下記が条件です。
1.スタイルは、イラスト風
2.背景は単色
3.サイズは正方形
4.大人でも使いやすい雰囲気で



先程生成した画像のGEN IDを使って、
下記の条件のみ変更した画像を生成してください。
・頭に水色のリボンをつけている
・背景はリボン同じ単色の水色



先程生成した画像のGEN IDを使って、
下記の条件のみ変更した画像を生成してください。
・少し怒っている(おやつを貰えなかったから)
・おやつを思い浮かべている
・背景は灰色
・リボンは無くして



先程生成した画像のGEN IDを使って、
下記の条件のみ変更した画像を生成してください。
・寝ている
・おやつを思い出していたのは無くす
・幸せそうに


どうでしょうか?
無事、似たような雰囲気で表情や小物、背景色などが異なる画像を複数生成することに成功しました!
今までいくつもの画像を生成してみてわかったことが、
1. 明確に指示をすること
2. 似た画像を生成したい時は、「 GEN ID 」をつけて依頼すること
この二つを抑えるだけで格段に自分の思い通りの画像が生成できるようになります。
「GEN ID」とは何か?
AIが生成した画像に割り振られる「生成識別子(Generation ID)」のこと。
その画像の「DNA番号」のようなもので、同じスタイルや構成を維持しながら別表情や色違いを作るための内部管理用ID。
GEN IDはどこで使える?
同じスレッド(チャット)内でのみ意味があり、過去に生成した画像のスタイルを引き継いで編集や再生成ができる。
チャットを閉じるとIDは紐づかなくなるので、別スレッドや外部では使えないことに注意!!
GEN IDを使ってできること
- 表情の変更(怒ってる、笑ってるなど)
- 背景色の変更(黄色→水色など)
- 小物追加(リボンを付ける)
画像の完全コピーはできる?
できません。
AIは学習データから「似た」画像を作るため、完全に同じピクセルのコピーは不可能。
コピー風の画像は新しいGEN IDが発行されます。
画像生成の制限
無料プランなどでは画像生成回数の制限があり、一度上限に達するとリセットまで待つ必要があるのも注意です。
待つのは嫌だ、、でも複数の画像を生成したい!という場合は、有料プランを検討してください!
上手くいかないときの対処法
「似てるけど、ちょっと違う…」
→ 完全コピーはできないことを理解した上で、修正指示を繰り返すのがコツ。
「同じような画像にしたいのに、うまく反映されない」
→ その場合は、具体的に何を変えたいか(色・表情・背景)を明確に伝えることが重要
GEN ID × ビジネス活用
私は画像生成を、
「イメージは決まっているけど、構図が思いつかない…」や
「別のポーズをいくつも出したいのに、思いつかない…」
など、イラストを考える時のアイディア出しによく活用します。
他にも、下記のような場合にも活用できますね!
- オリジナルキャラクターの展開(販促、LINEスタンプ)
- チーム用のアイコン作成(同じスタイルで全員分を生成)
- サービス紹介マンガのキャラ作りなどにも応用可
※本記事で紹介している機能や生成画像のご利用に関しては、商用利用可否やライセンス条件について、必ずご自身で最新の利用規約をご確認いただき、適切なご判断をお願いいたします。
万が一、使用に関してトラブルや損害が生じた場合でも、当方では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
まとめ
AI画像生成の裏側にある「GEN ID」の役割やその使い方は、分かりましたでしょうか?
「同じスタイルで色違いや表情違いを作りたい」「小物をつけてキャラをかわいくアレンジしたい」という時には、このIDがAIにとって重要な役割を果たしています。
無料で試せるので、ぜひやってみてください!