Excelを使っていると、「開発」タブが表示されていないことに気づくかもしれません。
「開発」タブは、VBA（Visual Basic for Applications）やマクロを利用する際に必要となります。このタブを表示させることで、Excelでの操作を自動化したり、高度な機能を使えるようになります。
今回は、「開発」タブを表示させる手順を初心者向けにわかりやすくご紹介します。
「開発」タブとは？
「開発」タブは、Excelの上部リボンに表示できる追加のメニューで、VBAやマクロの作成・管理、フォームコントロールの挿入などが行えます。
このタブは初期設定では非表示になっているため、自分で設定して表示させる必要があります。
「開発」タブを表示させるメリット
「開発」タブを表示することで、次のような操作が可能になります。
- マクロの作成・実行：繰り返し作業や自動化処理が簡単に行える
- VBAエディタの起動：Excel上でVBAプログラムを直接編集できる
- フォームコントロールの使用：チェックボックスやボタンなどの操作を簡単に追加
Excelで「開発」タブを表示させる手順
それでは、具体的な手順を見ていきましょう。Windows版とMac版では少し手順が異なるので、分けて説明します。
Windows版 Excelでの「開発」タブ表示手順
- Excelを開き、「ファイル」タブをクリック
Excelの左上にある「ファイル」タブをクリックして、「オプション」メニューに進みます。 - 「オプション」を選択
左側メニューの一番下に「オプション」があるのでクリックします。 - 「リボンのユーザー設定」を選択
Excelオプションの画面が開いたら、左側メニューの「リボンのユーザー設定」を選択します。 - 「開発」にチェックを入れる
右側の「リボンのユーザー設定」内にある「開発」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。 - 「開発」タブが表示される
これで、Excelの上部に「開発」タブが表示され、マクロやVBAの設定が使えるようになります。
Mac版 Excelでの「開発」タブ表示手順
- Excelを開き、「Excel」メニューから「環境設定」を選択
Excelのメニューバーにある「Excel」をクリックし、「環境設定」を開きます。 - 「リボンとツールバー」を選択
環境設定メニュー内の「リボンとツールバー」をクリックします。 - 「開発」にチェックを入れる
表示されたメニューの「リボンとツールバー」設定画面で「開発」にチェックを入れ、設定を完了します。 - 「開発」タブが表示される
これで、Excelの上部に「開発」タブが表示され、マクロやVBAの設定が利用できるようになります。
まとめ
「開発」タブを表示させることで、Excelでの作業をさらに効率化できるさまざまな機能が使えるようになります。
VBAやマクロの操作に慣れると、毎日のExcel作業がもっとスムーズになりますので、ぜひ「開発」タブを表示してお試しください。
